治療の流れ
■初診の時 (2時間程度) |
1.問診票記入
体質・体調を知るために、いろいろな症状の有無や生活習慣についての
質問にお答えいただく形で記入していただきます。
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2.問診
今いちばんお困りの症状に関して、経過や状態をうかがいます。
その他、感じている症状や生活習慣などもあわせてうかがっていきます。
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3.お身体チェック
気になっている症状の状態を詳しく見ていきます。
痛みがある症状の場合は、動きの状態や痛みの状態などをテストします。
そのほか、舌・脈・お腹や手足背中など、
全身のツボをチェックします。
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4.治療
問診とお身体チェックで得られた情報を元に、
治療方針を立てて、ツボを選びます。
鍼灸治療の場合は鍼とお灸と両方使います。
お灸のみ治療の場合はお灸だけ使います。
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5.治療後のお身体チェック
治療をして、気になっている症状が
どのように改善したかを患者さんと一緒に確認します。
そのほか、舌・脈・お腹や手足背中のツボが
治療前と比べてどのように変わっているかをチェックします。
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6.養生のアドバイス
治療効果を長持ちさせ、再発しにくくするために、
日常生活で気をつけていただきたいことなどをお伝えします。
■2回目以降 (1時間弱) |
1.問診
前回治療からの症状の変化などについて伺います。
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2.お身体チェック
気になっている症状のほか、舌・脈・お腹や手足背中のツボを
チェックします。
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3.治療
問診とお身体チェックで得られた情報を元に、
治療方針を立てて、ツボを選んで鍼やお灸をしていきます。
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4.治療後のお身体チェック
治療をして、気になっている症状が
どのように改善したかを患者さんと一緒に確認します。
そのほか、舌・脈・お腹や手足背中のツボが
治療前と比べてどのように変わっているかをチェックします。
■お灸のみ治療 (初診2時間程度、2回目以降45分〜1時間) |
治療の流れは鍼灸治療と同じです。
上の項目もご参照ください。
〇お灸のみ治療の特徴
・鍼を使用せず、お灸(温灸・台座灸)でツボを刺激していきます。
・おからだの状態により、他の温熱療法も使用することがあります。
・通常の鍼灸治療に用いるもぐさよりも精製度の高いものを使用します。
もぐさは精製度が高くなるほど、煙やにおいが少なく、温度が低くなり柔らかな温感になります。
〇気をつけていただきたいこと
・お灸は熱刺激を与えるため、やけどになる事を100%ふせぐことはできません。熱さが強すぎる場合はがまんせず、すぐに伝えてください。
・おからだの状態により、お灸が適さない場合があります。
その場合は治療を行えませんのでご了承ください。
・お灸のにおいや煙は服や髪にある程度残ります。
気になる方にはオプションの「炭化灸」をお選びください。
〇炭化灸とは
もぐさを炭に加工したものです。
通常のもぐさのようなにおいや煙はほとんどありません。
(ゼロではありません)
今のところお灸で最もにおい、煙が少ないものです。